HOT!キミラノのイチオシ!
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バケモノに恋をしたこと、きみにはあるか? 或る少年の追想と告白。
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レオン気分屋だけど最強な4人のためにうまく立ち回るノーマンのスマートさがカッコいい!
城塞都市バルディウムには、ある日突然魔法のような能力に目覚める異能者《アンロウ》が潜んでいる。アンロウたちが起こす怪事件は、物理法則を軽々と無視するようなものばかりだから、それを専門に処理する組織が存在するんだ。その一員であるエージェントの少年ノーマンは、アンロウである4人の美しき女性たち――コードネーム『涙花』『魔犬』『宝石』『妖精』と共に事件に挑んでいくんだよ。
だけど問題が一つ。彼女たちは強力な異能を持っているけど、事件の解決にはまるで興味がない。感情がそのまま力の強さになる異能を使いこなすためには、ノーマンが彼女たちの欲望を満たす必要があるんだ。「アレが食べたい」と言われたら捜査中でも1時間かけて食事に行くし、彼女の気分次第でいきなりキスをされても受け入れなきゃいけない。犯人を捕まえるためとはいえ、なかなか骨が折れそうだね……。
でも、ひと癖もふた癖もあるヒロイン達が最大限に力を発揮できるように立ち回るノーマンの手腕はさすがなんだ! 事件を解決するために最適な能力を使えるよう、彼女たちをうまく導いて支える様はまさに名探偵の助手。影の功労者って感じでカッコいいのさ!
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高校生の小暮涼真は親友の平沢獅子から恋愛相談を受け、手助けすることに。すると学校一の美少女・朝比奈アリサに呼び出されて!?
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綾乃嘘から始まった関係だけど、二人が親友を想う気持ちは本物だよ
イケメン幼馴染の恋を応援したい涼真くんは、幼馴染の想い人である雫ちゃんのことを知るため、さっそく本人に話しかけるんだ。でもそれに待ったをかけたのが、学校一の美少女アリサちゃん! 涼真くんが自分の大事な親友に粉をかけるのが許せなかったみたい!
涼真くんも親友の恋愛事情を簡単にバラせないよね? そこで、涼真くんは自分が雫ちゃんのことを好きなんだってアリサちゃんに勘違いさせたままにするんだ。そしたらトントン拍子に話が進んで、アリサちゃんが涼真くんの恋を応援するって言いだしちゃった⁉
こうして一緒に喫茶店で雫ちゃんのことについて話したり、ふたりは自然と一緒にいる時間が増えていくの。この喫茶店はアリサちゃんのとっておきの場所。そんな特別なお店で秘密の作戦会議って、なんだかドキドキしちゃうよね!
アリサちゃんに本当のことを言い出しにくい涼真くん。たしかに嘘をつくことは悪いことかもしれないけど…。嘘をついてでも親友の恋を叶えたいっていう気持ちを応援したくなっちゃった!
大切な友達のために一生懸命がんばるふたりこそ、真の友情を持っているって言えるんじゃないかなぁ。そのまっすぐな友達への想いに、優しい気持ちになれる作品だよ!
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将来どうしても編集者になりたい琴葉ちゃん。これぞ自分が担当すべき作家だと惚れ込んだ悠人くんの部屋に「小説を書いて!」って押しかけるんだ。食生活が心配だからと手作りのお弁当で胃袋を掴もうとしたり、あの手この手で説得するの。
だけど悠人くんはある理由があって、小説が書けないんだ…。「作家にここの橋から飛び降りるシーンが書きたいから実際に飛び降りてみてくれって言われたらどうする?」という無茶苦茶な問いかけをする悠人くん。でも、琴葉ちゃんは即座に欄干に足をかけて飛び降りちゃうんだよ! こんなこと、いくら編集者になりたいからって普通の覚悟じゃできないよね? どこまでもひたむきな琴葉ちゃんは見ていて危なっかしいけど、同時にとっても応援したくなっちゃうの!
命を懸けてでもいい作品を作りたい。その夢に向かって行動し続ける琴葉ちゃんの真っ直ぐさが、すごくまぶしいんだよ。それに応えるみたいに、筆を折ったはずの悠人くんも再び物語を紡ぎ始めるの。
こんな風に一つのことに向かって打ち込む人達って素敵だよね。琴葉ちゃんの想いが次第に悠人くんを変えていくのを見ていると「熱い青春だなあ」って、爽やかな気持ちになっちゃった!